アタッカーズ・ビジネススクール 様

遠隔地からも“同時参加”できるリアルタイムの遠隔講義を実現。

Web会議サービス『recipe.meeting』を導入し、遠隔地にいる受講者もリアルタイムに同時参加できる「Live科」を開講。先駆的で充実したWebコミュニケーション環境によって、全国各地に“次代のアントレプレナー”が誕生しています。

導入の背景・経営上の課題

全国の受講希望者のために、リアルタイムなWeb講義を計画。

アタッカーズ・ビジネススクール様は、1996年の開講以来、東京の教室で講義を行う「本科」とストリーミングで講義内容を視聴できる「通信科」を2本柱としていました。しかし、本科受講者の中には遠方から飛行機や夜行バスで通っている方も多く、「交通費が大きな負担になる」「とはいえ、通信科ではリアルタイムに質問やディスカッションができない」といった声が寄せられていました。

そこで立ち上がったのが、Web会議システムを利用して遠隔地からもリアルタイムに講義に参加できる「Live科」の構想でした。この構想をもとに具体的なシステム検討~導入を担当された同スクールの松浦貴昌氏は、「我々がめざしたのは、映像と音声でリアルタイムにコミュニケーションでき、同時に資料なども共有できる――いわば、Webを使って遠隔地からもバーチャルに参加できる講義の仕組みでした」と話されます。
「しかし、市場に出ているWEB会議システムを調べてみても、『映像がクリアで、遅延も少なく、サーバに過大な負荷がかからない』という条件を満たすものがなかなか見つかりませんでした。そうしたなかでNJCの『recipe.meeting』と出会い、導入にトライしてみようということになったのです」

NJCを選択した理由

高品質なASP提案と、安心できるサポート力が決め手に。

「Web講義システムの構築にあたっては、当初は“自社サーバへのインストール型”を想定していたのですが、それを実現するためには“試しにやってみる”という範囲ではすまない膨大なコストが必要だということが分かりました。また、自社で運用する場合には、システム専任の担当者を置くなどの人的負担が必要となり、少人数のスタッフで運営している当スクールには向かないことも分かりました。やはり難しいかと考えていたときに、NJCさんからご提案いただいたのがASP(Application Service Provider)型のサービスでした」(松浦氏)

ASPサービスとは、アプリケーションのプログラム本体をASP業者(NJC)がもつシステムに置くことで、特別なサーバやソフトウェアを所有することなく、低コストで自在に必要なサービスを利用できるという仕組みです。ソフトウェアのインストールも不要なため、導入時の手間が少なく、導入後もユーザー数の増減などに柔軟に対応できるなどのメリットがあります。

「とくに運用やサポートをアウトソーシングできるというのは魅力でした。しかもNJCさんの場合はオペレーションセンターが24時間、365日稼動していますから当スクールのコアタイムである平日の夜間や土日にも対応いただけるので、助かっています」(松浦氏)

導入時の工夫や苦労など

トライアルでの試行錯誤が、大きな経験と自信に。

2005年10月から、同スクールは本稼動に向けたトライアルとガイダンスを兼ねて、『recipe.meeting』によるプレ・セミナー(Live講義)を実施しました。松浦氏は、「このトライアル期間が最も大変だった」と振り返ります。

「オペレーションする私たちも、受講する側も全く初めての経験でしたから、例えば受講者の一人から『PCの音が出ない』という連絡を受けても、どこに原因があるのかすぐにわからず、それでもセミナーの進行を止めるわけにはいきませんので、右耳で受講用のヘッドセットを聞き、左耳は携帯電話で状況を確認する…という慌しい状況もありました。ただ、そうした際もNJCさんのご担当が常に隣から、または遠隔にて親身にサポートしてくださったので、心強かったですね」

「また、このシステムはもともとの機能が豊富なうえ、良好な映像配信環境を維持するためにカスタマイズした画像の微調整機能などもあり、覚えることが多く正直苦労しました。しかし、慣れるにしたがってカスタマイズ機能も的確に使いこなせるようになりましたし、『recipe.meeting』の付加価値をより理解できるようになりました」

導入後の効果

Live科の開講を実現し、スクールのバリューアップに寄与。

3カ月間のトライアル期間を経て、同スクールは2006年1月に「Live科」を開講しました。
「単に遠隔地からも受講できるというだけでなく、教室にいるのと同じような“リアルな講義”を提供できるシステムになったと自負しています。“実践的な学習”を実現するためには知識をインプットするだけでなく、自分の声や手でアウトプットすることが何よりも大切なんです。そうした意味でも、パソコン画面上でディスカッションやプレゼンテーションができるようになったことは大きな収穫だと思っています。この点は、当スクールにとって大きなバリューになるでしょうね」(松浦氏)

Live科の開講以来、受講者のリテラシーも日に日に向上し、画面を見ながらヘッドセットでディスカッションするなど、活発な講義が行われています。また、配信側のオペレーションも大きなトラブルはほとんどなく、受講者側のPC環境のトラブルにもスムーズに対応できる体制が整いました。
「私たちも『recipe.meeting』で使える機能をかなり把握してきましたので、今後はそれをどう有効活用していくか検証しながら、より良いシステムにしていきたいと考えています」(松浦氏)

今後の展開

新しいビジネスモデルにトライし、グループ全体のリソースへ。

遠隔地間をリアルタイムで結び、活発なディスカッションができる「Live科」の開講によって、同スクールの将来構想も広がりを見せ始めています。
「たとえば、アイデアの一つとして、各地にサテライト教室をつくることで、より密度の濃いWeb講義をできないかという案も出ています。具体的には、当スクールで講師を補佐する“ティーチングアシスタント(TA)” に各地のサテライト教室へ出向いてもらい、本部と各教室をLive中継で結んでディスカッションするといった新しい形のサテライト講義を考えています」

さらに、今回のシステム導入で得たノウハウをグループ全体のリソースとして吸い上げ、他のスクールに活用していく計画もあり、グループ校の一つであるボンド大学では、すでにシステム導入に向けて動いています。
「こうした構想の実現も含めて、NJCさんとは今後も密にコミュニケーションを図っていきたいと考えています」(松浦氏)

プロフィール

アタッカーズ・ビジネススクール様

所在地 東京都千代田区六番町1-7 Ohmae@workビル
創業 平成8年
事業内容 構想力、計数感覚、マーケティング戦略立案など、起業家人材に必要なスキルとアントレプレナーシップを身につける起業家養成スクール。理論重視のカリキュラムではなく、“学びながら実践する”ことを重視したプログラムを提供しているほか、講師陣には第一線で活躍している起業家や専門家を多数迎え、これまでに4000名を超える卒塾生(うち数社はIPO企業)を輩出している。

世界的な経営コンサルタント大前研一氏が代表取締役を務める株式会社ビジネス・ブレークスルー様は、新入社員教育から経営幹部やトップマネジメントの研修まで、あらゆるビジネスパーソンを対象とした教育コンテンツを提供しています。その一つとして、起業家育成に特化した人材育成に取り組んでいるセクションがアタッカーズ・ビジネススクール様。自立心と意欲あふれるビジネスパーソンにチャンスを提供する“起業家養成塾”として注目を集めています。

主宰の大前研一氏