ITトータルソリューション&サービス NJC 日本事務器株式会社

SPA & HOTEL 舞浜ユーラシア 様

「スパだけでなくホテルも併設している当施設にとって、24時間365日の保守体制による“止まらないシステム”を実現できたことは大きいですね!」

 

舞浜ユーラシア様(以下、舞浜ユーラシア)は、従来のシステムをリプレイスして『湯~ランド』を導入しました。スパだけでなくホテルも併設している同施設には、温浴施設や宿泊施設への導入実績が豊富なNJCのシステムが最適の選択となりました。
「フルサポートを実現し、ハードウェアのスペックも向上したことで『システムが止まる…』という前システムにおける最大の懸念点を払拭しました!」

導入の背景・課題

システムOSのサポート切れによる早急な刷新に迫られる

「遙かなるユーラシア」をコンセプトに、雄大なやすらぎと開放感とオアシスで得るようなくつろぎを得られる、大規模温浴施設「舞浜ユーラシア」。2006年に湾岸エリア最大級の源泉かけ流しのある天然温泉スパ&ホテルとして開業し、2009年11月にはホテル専用棟もオープンしました。スパもホテルも楽しめる施設として、年間50万人近くの利用者を誇っています。同施設では、稼働システムのOS「Windows XP」と「Windows Server 2003」のサポート終了に伴い、早急にシステムを刷新する必要に迫られていました。それと共に、いくつかの理由からシステムの更新を考えていた、と言います。

「舞浜ユーラシア」様

 

所在地:千葉県浦安市千鳥13-20
創 業:2006年

 地下1,700mから湧き出る温泉を有するスパ&ホテル「舞浜ユーラシア」様は、舞浜エリア初の源泉かけ流し温泉の大浴場を持つ温浴施設として誕生しました。壮大な眺めを堪能できる露天風呂だけでなく、本格サウナ、岩盤浴、寝湯、洞窟風呂など23種類もの温浴設備を楽しむことができます。
 また、スパ棟に加えて本格的な宿泊施設を持つホテル棟を併設。東京湾や周辺の夜景を楽しめる露天風呂付きプランから、ファミリー向けの部屋など、目的に応じたさまざまな間取りを揃えているのが特長です。

「当施設ではスパとホテルのどちらかが常に休みなく稼働しているため、24時間365日の保守体制を求めていました。もちろん、既存システムでも『24時間365日保守』を謳ってはいましたが、それが機能しない状況も発生したのです。同時に当館では、2011年3月の東日本大震災発生以降、BCP対策を強化しようとしていました。そこで、このような不安定な状態を解消してくれる新システムを求めていたのです」(舞浜ユーラシア 管理部/課長 山本俊治氏)。

また、同施設ではデータ分析をしながら販売促進をしていこうと考えていましたが、既存システムのデータの抽出や出力の能力が低かったこともあり、2015年度を目処にシステムの入れ替えを計画していったのです。

舞浜ユーラシア 管理部/課長 山本 俊治 氏

舞浜ユーラシア 管理部/課長 山本 俊治 氏

新システムの選定要件

温浴施設、宿泊施設への導入実績が決め手に

舞浜ユーラシアでは、新たなシステム導入に向けて5〜6社のシステムを比較検討していました。しかし、その条件に合致するシステムは、なかなか見つからなかったと言います。

「あらゆるシステムを見ていきましたが、どれも温浴施設だけか、宿泊施設だけに対応しているシステムでした。当施設では、スパとホテルのシステムが連携しており、将来的には、この二つのシステムを統合しようと考えていました。そのため、両者に対応したシステムを有しているNJCが最有力候補となったのです。それだけでなく、『湯~ランド』は全国の温浴施設に対して160以上の導入実績を持っているほか、旅館・リゾートホテル向けソリューションは大手ホテル・旅館への導入実績があることもNJCを選定する決め手となりました」

舞浜ユーラシアに『湯~ランド』を導入することが決定したのは、2015年8月のことです。当初はホテル側のシステムも刷新しようと考えていましたが、入れ替えには休館日が必要になることから、まずはハードウェアだけの入れ替えを先行することにしました。そして、2015年12月初旬の入れ替えが決定したのです。さらに、スパ側のシステムとハードウェアは、2016年2月1日に入れ替えることが決定しました。

導入時の工夫や苦労

厳しい品質管理で培ってきたノウハウを活用

同施設ではシステムを入れ替えることを決定してからは、2週間に一度、定例会を開催することになりました。そこでは、各部門のプロジェクトリーダー10名程度が一同に会して進捗報告を行うほか、各部署から出てきた問題点や要望に対する議論を行います。フロント担当や飲食担当、ホテル担当など部署ごとで微妙にオペレーション方法が異なるため、対応が一つでも漏れると問題になるからです。
「この定例会があったからこそ、新システムを導入する前に問題点をつぶしておくことができ、システムの切り替えもスムーズに行うことができたと考えています」

その後、2015年12月初旬にホテル側のハードウェアを入れ替えた後すぐに、スパ側に導入する『湯~ランド』をインストールしたマシンを会議室に設置。2016年2月1日までの約2ヵ月の間、オペレーションのシミュレーションを行い、不具合や問題点を洗い出していきました。同社の主力事業は食品製造業。そこで培った厳しい品質管理のノウハウを活用したシミュレーションを行ったからこそ、システムの全面切り替えに対しても大きな混乱なく進めていけたと言います。

導入の効果

システムの安心感、安定性が飛躍的に向上

実際のシステム切り替えは、休館日を設けず行いました。

「スパは朝9時までが営業時間となっていますので、10時くらいまではお客様がいらっしゃいます。そこで、それから前システムを締めた後、通常は11時にオープンのところを18時へとずらして一気にシステムの入れ替え作業を行いました。私の立場としては『営業を止めない』ということが最重要課題です。その点ではNJCさんに下準備を入念にしていただいたことで、大きなトラブルもなく無事にシステムの入れ替えを完了できました」

システム入れ替え当日は想定されるトラブルの対応マニュアルを用意して、当日14時ごろを目処に、「接続の確認がとれなかったら、旧システムへと戻す」ということも視野に入れていたと言います。しかし無事にシステムの入れ替えは完了。このマニュアルが陽の目を見ることはありませんでした。

「現時点ではシステムを切り替えたばかりで、効果のほどはまだ実感がありません。しかし、前システムと比較して安心感や安定性が飛躍的に向上していることは、新システムの導入効果だと思います。また、フルサポートを実現したことと、ハードウェアのスペックが向上したことにより、『システム不具合により営業に支障が出る』という最大の懸念点が払拭できたのは大きいですね。また帳票関連のデータを「CSVファイル」として出力できるようになったことで、社内における分析がしやすくなったというメリットも生じています」

タッチパネルPOS

新システムではタッチパネルPOSを採用。感覚的に操作できるようになったことが、現場スタッフの利便性につながっています。

今後の展開

SPAとHOTELのシステム統合へ向けて

「従来の『バーコード式リストバンド』から『ICリストバンド』へと変更したことで、複製による荷物の盗難防止などの効果が見込めるほか、宿泊施設の『ICカードキー』とのシステム共通化を実現しています。今後はさらに、このICリストバンドの活用を進めていきたいと考えています」と山本氏は話します。

「将来的には自動チェックイン/チェックアウト機能や、入浴券の券売機への活用など、システムのさらなるIC対応を進めていきたいと考えています。またセキュリティをさらに高めるため、ロッカーもICリストバンドやICカードキーと連動した『ICロッカー』へと変更していきたいですね」

今後、スパとホテルとのシステム統合が実現すれば、さらなるメリットも生まれていきそうです。

この事例で使われたソリューション

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