ITトータルソリューション&サービス NJC 日本事務器株式会社

株式会社アクティシステム 様/Acty System (Thailand) Co.,Ltd. 様

タイに新しく拠点を開設するにあたり、Google Apps を導入。日本事務器には、自社で活用しているノウハウや経験をベースとしたサポートに期待しています。

 

株式会社アクティシステム 様(以下、アクティシステム 様)は、タイ・バンコクの現地法人となるActy System (Thailand) Co.,Ltd. 様(以下、Acty System Thailand 様)を開設するにあたり、Google Apps ™ for Business (以下、Google Apps)を導入しました。

株式会社アクティシステム 様 ロゴ

その経緯とねらいについて、Acty System Thailand 様の代表取締役社長である高須 郁男 様に詳しく伺いました。

お客様プロフィール(株式会社アクティシステム)

1996年設立。静岡県浜松市を拠点に、以下の事業を展開する独立系ソフトウェア会社。

  • ERPシステムを中心としたシステム導入・開発並びに、運用・保守をサポートするビジネスサポート(BS)事業
  • クライアントの業務改善を効果的にサポートし、ソリューションを提供するシステムインテグレーション(SI)事業
  • 製品の試作開発から量産開発までの各種システム並びにシステム商品の提案・設計・製造を行うソリューション開発(SD)事業

アクティシステム 様の本社オフィス

(写真:アクティシステム 様の本社オフィス、提供:アクティシステム 様)

SI事業部・SD事業部のシステムリピート率は95%に上り、顧客からの厚い信頼を得ている。
また、その事業展開は国内に止まらず、日本企業の国際化に貢献するため海外マーケットへと拡大しており、すでにインド、中国、ミャンマー、タイにグループ企業を展開している。

海外事業の拠点

海外事業の拠点(図版提供:アクティシステム 様)

現地日系企業のサポートを強化するため営業拠点をタイに設立

海外法人を開設した経緯と、タイ・バンコク法人の役割を教えてください。

アクティシステムでは、1998年のインド現地法人との業務提携を皮切りに、オフショア開発の拠点としてインド・ムンバイ、中国・北京、ミャンマー・ヤンゴンへと現地法人を設立してきました。その主な目的は、ソフトウェア開発やテスト研究開発(R&D)となります。

一方、タイ・バンコクに設立したActy System Thailand は、これらの現地法人とは役割が異なり、主に日系企業になりますが、タイ現地のお客様に向けて、営業および保守作業に特化した業務を担います。

なぜ、タイに営業拠点が必要だったのでしょうか。

タイはASEAN の重要拠点です。中国と同様、自動車関連や電子部品などを中心に数多くの日系企業、特に製造業が進出しており、その数は増加傾向にあると言われています。

Acty System Thailand 様が入居するオフィスビル

Acty System Thailand 様が入居するオフィスビル
(写真提供:アクティシステム 様)

当社の製品は、国内外の生産拠点を一元的に管理したいと考える企業様や、タイや中国などに進出した日系企業様に数多く導入されてきました。そのようなお客様から、現地のエンジニアによる直接的なサポートや、現地従業員様への現地語での対応などが求められるようになってきており、今回、Acty System Thailand を設立することで、導入・サポート体制を強化すると同時に、ビジネスチャンスの拡大を図りたいと考えています。

Acty System Thailand 様で働く社員のみなさん

Acty System Thailand 様で働く社員のみなさん(写真提供:アクティシステム 様)

クラウドなら、短期間に、手間やコストをかけず、コミュニケーションインフラを確立できる

Acty System Thailand において、Google Apps を導入した背景を教えてください。

高須氏

「現地にサーバを設置するのは盗難などのセキュリティリスクや、災害に対するBCP対策の面でも不安がありました」(高須氏)

営業やサポートに関する活動をスムーズかつスピーディに行っていくためには、お客様や商談に関する情報を効率的に管理・共有していかなければなりません。

しかし、バンコクに拠点を開設するにあたり、ほかにもやらなければならないことは山積みで、メールサーバをゼロから構築したり、大がかりな営業管理システムのようなものを導入したりする余裕はありません。専任でシステムを保守・運用するリソースを確保するのも難しい状況でした。

また、現地にサーバを設けて情報を管理するのは、盗難などのセキュリティリスクや、災害などに対するBCP(事業継続計画)対策の面でも不安がありました。

そこで、短期間に、手間やコストをかけず、しかも一定のセキュリティレベルを担保できるコミュニケーションインフラとして、Google Apps のようなクラウドサービス(以下、クラウド)を活用することを思いつきました。

スマートフォン対応を重視し、タイでも日本でもスムーズに利用できるクラウドを選定

いくつかあるクラウドの選定要件を教えてください。

クラウドを選定するにあたり、当社にとっては次の項目が選定要件となりました。

  • グローバル対応
    基本的なことではありますが、タイでも日本でも、スムーズに利用できるサービスであることは第一の要件でした。
  • マルチ言語対応
    社内の公用語は日本語と英語になっていますが、日本人、タイ人、インド人が働いているので、日本語、英語、タイ語などマルチ言語に対応していることも必須要件でした。
  • 決済、ライセンス管理
    現地での管理負荷を減らし、ガバナンスを効かせる意味でも、日本から決済やライセンスの管理ができるサービスが理想的でした。
  • ライセンス体系
    オフィスの開設時に必要なライセンスは10ライセンス以下でした。最低利用ライセンス数ができるだけ少なく、必要に応じて柔軟にライセンスを追加できるサービスを選ぶことで、利用コストを抑えたいと考えました。
  • スマートフォン対応
    バンコクではスマートフォンが普及しています。外出先や移動中でも利用することで、さらなる業務の効率化を図りたいと考えました。また、日本でも同様のスタイルで利用できるようスマートフォンへの対応も必須要件の一つでした。

Google Apps は、世界中で豊富な導入実績があり、安定的に稼働しているサービス

Google Apps を選択した理由を教えてください。

これらの要件項目を満たすクラウドとなると、選択肢は限られてきます。その中でもGoogle Apps は、世界中の企業で豊富な導入実績があること、安定的に稼働しているサービスであることから、安心して利用できると判断しました。

また、ブラウザでもスマートフォンでも使い勝手が優れている点や、自社内でサーバを設置するよりもはるかに高いレベルのセキュリティ環境・災害対策環境で運用されている点なども評価のポイントとなりました。

Google Apps を利用して、便利だと思う機能や利用シーンなどがあれば教えてください。

実際にGoogle Apps を使う中で、私自身が便利だと思う機能や利用シーンは次の通りです。

(1)現地の言語対応
特別な設定や機能を追加することなく、それぞれ各国スタッフが利用できる言語を簡単に選択できます。

(2)モバイルへの対応
日本、タイを頻繁に移動する中、スマートフォンがあれば、どちらの国にいてもGmail を使って社内外と手軽に連絡やスケジュールの調整ができます。また、端末に情報を残さないようにでき、いざというときでも遠隔操作で端末のデータをロックしたり、ワイプ(消去)したりできるので安心です。

(3)運用負荷の軽減
ブラウザから利用でき、特にPC端末側での設定が不要です。また、バージョンアップなども自動で行われるので、運用の負荷がほとんどかかりません。

(4)複数のメールアカウントを一元的に活用
日本法人とタイ法人で、別のメールアカウントを使い分けていますが、1つの受信トレイで一元的に閲覧できるので便利です。また、Gmail 以外のメールアカウントも統合できるので、個人のメールも含めて、1つの受信トレイ上で管理できます。

(5)会議招集、備品の管理
カレンダー機能を利用して、社員のスケジュールだけでなく会議室や備品の予約もできるので、手間をかけることなく、打ち合わせの招集や顧客の訪問予定を確保できます。また、打ち合わせに必要な資料を手軽に共有できます。

(6)ビデオ会議
ハングアウトを利用して、日本 ー タイ間で簡単なビデオ会議ができます。

(7)タスクの管理
カレンダー上で、社内や取引先のイベントなどの情報を全社員で共有し、システムの開発やサポートに活用しています。

タスク、催事・イベントの管理例

タスク、催事・イベントの管理例

(8)手続き情報の公開
サイト機能を利用して、経理や人事に関する社内のさまざまな手続き情報を掲載するウェブサイトを公開し、手順の確認や申請書のダウンロードなどを、簡単にできるようにしています。

左:人事関係のポータルサイト例、右:申請書ダウンロードページ例

左:人事関係のポータルサイト例、右:申請書ダウンロードページ例

(9)ドライブの活用
営業や開発、サポートで作成した各種資料の一部をドライブに保存しておくことで、インターネットにつながればスマートデバイスからいつでも資料を閲覧できます。また、資料のバックアップにもなります。

(10)祝祭日の管理
カレンダーには祝祭日情報を自動で登録する機能があり、日本とタイの祝祭日を確実に登録・把握できます。ちょっとした機能ですが、祝祭日にアポを入れてしまうといったミスやトラブルを、手間をかけず、未然に防げるのは海外と日本を頻繁に行き来する私にはとても有用です。

日本事務器への期待

Google Apps ライセンスを日本事務器から購入している理由を教えてください。

日本事務器のことは以前からよく知っており、協業関係にもありますが、自社でGoogle Apps を活用しているので、使い方のノウハウやトラブルの解決方法などをサポートしてもらえると期待しました。

最後に日本事務器への評価をお聞かせください。

これまで以上にグローバル化が加速し、製造業に限らず、さまざまな企業が海外へと進出する時代が来ています。当社も、そのようなグローバル企業のお手伝いをさせていただいていますが、日本事務器には得意とするIT機器やITサービスの分野で、海外進出する日本企業のサポートを充実させてほしいと思っています。

写真右:日本事務器株式会社 静岡支店 IT営業グループ 小野 徳彦

株式会社アクティシステム 様

所在地 静岡県浜松市北区根洗町1536-1
設立 1996年11月
事業概要 情報処理サービス全般(ソフトウェア開発、ハードウェア試作開発、システム保守・運用支援、技術者派遣)
URL http://www.acty-sys.com/jp/ja/

Acty System (Thailand) Co.,Ltd. 様

所在地 Olympia Thai Plaza, 3rd Floor, 444 Ratchadapisek Road Samsennok, Huay Kwang, Bangkok 10310, Tailand
設立 2012年9月
URL http://www.acty-sys.com/th/ja/

※ 取材日時:2014年8月
※ 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞及び製品名等は、閲覧時に変更されている可能性があることをご了承ください。


株式会社アクティシステム 様/Acty System (Thailand) Co.,Ltd. 様 事例(4,003KB)

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