ITトータルソリューション&サービス NJC 日本事務器株式会社

株式会社アーバンリサーチ様~AWSで手間と時間とコストをかけずBCP対策を強化~

安全かつ信頼性の高いデータ保全環境をスムーズに実現できました。クラウドの更なる活用でビジネスの機動力を高めます。

(株式会社アーバンリサーチ 事業支援本部 事業支援部 情報システム課 サブチーフ 富本 祐一様)

 

アパレル製造・販売事業を展開する株式会社アーバンリサーチ様(以下、アーバンリサーチ様)では、「Ezharness StoragePlus(イージーハーネス ストレージプラス)」を導入。構築・運用の手間をかけず、短期間で、信頼性の高い、基幹システムの遠隔地データ保全環境を実現しました。
あわせて、「Ezharness HostingPlus(イージーハーネス ホスティングプラス)」を活用し、システムインフラに関するAmazon Web Services(以下、AWS)上への移行・集約にも取り組んでいます。 Ezharnessシリーズを採用した経緯と成果について詳しく伺いました。

【概要】積極的な店舗展開とECの成長により事業を急拡大

アーバンリサーチ様の事業概要について教えてください。

1974年に前身のジーンズカジュアルショップを開業してから40年以上、「すごいをシェアする」を企業理念に、メンズ・レディースウェアなどの企画・販売・製造および関連業務を手がけてきました。

 

現在、ファッションを中心としたセレクトショップ約200店舗を運営すると同時に、13の独自ブランドを展開し、ファストファッション型SPA(製造小売)などにも取り組んでいます。

アパレル不況と言われる中で売上高が順調に推移していますが、その要因はどのように分析されていますか。

「他店の販売スタッフが通うようなセレクトショップ」を目指して、ショップ作りをしてきました。また、それぞれのブランドコンセプトを大切にしながら、幅広いお客様に“おしゃれ”と“心地よさ”を提案してきた結果だと自負しています。

 

さらにこの数年、積極的に新規出店を展開しており、100におよぶ店舗を出店・改装してきました。それに比例するように売上高も倍増しました。

 

加えてまだ国内のアパレルECが珍しかった10年以上前からECサイトを通じた提案・販売にも取り組んできました。自社ECサイトだけでなく大手オンラインショッピングサイトにも出店することで、全売上高の約3割をECが占めるまで成長しました。このことも、売り上げが順調に推移している要因となっています。

【背景】これまで遠隔地バックアップの導入が進まなかった3つの要因

Ezharness StoragePlusによる遠隔地バックアップを導入した経緯を教えてください。

これまでも、ローカル環境では各システムのデータはバックアップしてきました。しかし、数年前に比べると店舗数や売上高が倍増するなど事業が急拡大する中、取り扱うデータ量も急増していましたので、南海トラフ地震などの大規模な災害に備え、遠隔地で安全にデータをバックアップしたいと考えるようになりました。

しかし、「人的リソースを確保できない」、「投資対効果の判断が難しい」、「システムのとりまとめが難しい」といった要因が壁となり導入の検討が進みませんでした。

そのようなとき、クラウドを利用して遠隔地バックアップ環境を実現するEzharness StoragePlusの提案を受けて、「これなら当社でも導入できるかもしれない」と考え本格的に検討することにしました。

「遠隔地バックアップにどのくらいの手間とコストをかければいいのか。その判断は容易ではありませんでした」(富本様)

導入検討の壁となった要因について、詳しく教えてください。

  • 人的リソースを確保できない
    事業の拡大にともなうITインフラの整備やシステムの運用保守などに追われ、限られた人員では遠隔地バックアップ環境の構築にまで手がまわりませんでした。
  • 投資対効果の判断が難しい
    遠隔地のバックアップはあくまでも最悪の場合を想定した保険です。実際にその仕組みを構築・運用するとなると、データ量が増え続ける状況下、どのくらいの規模とコストで実現すればいいのか、その判断が難しく検討が進みませんでした。
  • システムのとりまとめが難しい
    システムごとに構築や導入をサポートしてもらったベンダーが異なります。個別に遠隔地バックアップの環境を構築するわけにはいかないので、まとめて対応したかったのですが、自分たちにはノウハウや経験もなく、どのように対応すればいいのか思い悩んでいました。

【選定理由】バックアップの機能だけでなく、日本事務器の経験やノウハウも評価

なぜ、「Ezharness StoragePlusなら導入できるかもしれない」と考えたのでしょうか。

(1)導入・運用の負荷がかからない」、「(2)サービスとして利用できる」、「(3)信頼性やセキュリティレベルが高い」、「(4)セキュリティが確保されている」というのが、Ezharness StoragePlusの導入を検討しようと考えたポイントになります。


また、日本事務器はAWS上にシステム実行環境を構築・運用するサービス「Ezharness HostingPlus」も提供しており、インフラにもシステム構築にも、経験と実績が豊富なベンダーが、第三者として遠隔地バックアップ環境構築のまとめ役になってもらえるという点も期待をしました。

Ezharness StoragePlusに興味を持ったポイントについて、詳しく教えてください。

  • 【ポイント1】導入・運用の負荷がかからない
    バックアップ環境の導入・設定は日本事務器のエンジニアがオンサイトで対応してもらえます。自社でバックアップ用の機器やシステムを購入する必要がないので、短期間かつ社内リソースに負荷をかけることなく導入できます、また、クラウドサービス(Amazon Simple Storage Service:以下、Amazon S3)およびバックアップシステム(Arcserve)の稼働状況を24時間365日体制でリモート監視してもらえるので、運用の負荷もかからないという点に興味を持ちました。
  • 【ポイント2】サービスとして利用できる
    自社でバックアップ用の機器やシステムを購入する必要がなく、マルチサーバ、マルチOS環境でも使用したディスク容量分の利用料を支払えば済みます。導入するストレージのサイズを気にすることなく、スモールスタートが可能だという点。さらには、当社の成長に応じて保全するシステムやデータを増やすスケールアウトも容易だという点を評価しました。
  • 【ポイント3】信頼性が高い
    Ezharness StoragePlusは、バックアップ製品として実績が豊富な「Arcserve」と、堅牢性99.999999999%のクラウドストレージサービス「Amazon S3」の組み合わせに、日本事務器の監視サービスがセットになっています。バックアップの成否も毎回チェックしてもらえるので、信頼性が高く安心して利用できると考えました。
  • 【ポイント4】セキュリティが確保されている
    バックアップ時にデータが暗号化され、さらに細分化されて送信されるので、盗聴や改ざんのリスクや、データが漏えいしても悪用される危険性も低く、「社外(クラウド)にデータを保管するのは不安」という声も払拭できると考えました。

Ezharness StoragePlusの機能イメージ

【効果と今後の予定】クラウドインフラ活用全般に関するサポートにも期待

現在の利用状況について教えてください。

現在、300GBのバックアップ領域を使用して、1日1回差分データを、週に1回フルデータをバックアップし、基幹システムのデータ2世代分を保全しています。

導入効果について教えてください。

バックアップは順調に稼働しており、特に大きなトラブルなどは発生していません。また、システム自体にも遠隔地に保全したデータを使用するような状況は発生していません。


そのため効果というのは難しいのですが、バックアップごとに成否はチェックしてもらっているので、トラブル等の連絡がなければバックアップのことを忘れて、気にせずに済むという安心感が導入効果と言えます。

導入時に苦労したことなどがありましたか。

日本事務器の担当者が設計段階から丁寧かつ迅速にサポートしてくれたので、スムーズに導入ができました。構築から監視まで、ワンストップで対応してもらえること、さらには設計や設定に手間や時間をかけることなく迅速に導入できたことも、Ezharness StoragePlusの導入メリットの1つだと実感しています。

今後の拡張予定などがあれば教えてください。

遠隔地バックアップに関しては、今後、データベースの統合なども見据え、状況を見極めながら対象となるシステムを広げていきたいと考えています。BCP対策の一環としてバックアップデータのリストア手順の標準化にも、日本事務器と相談をしながら取り組んでいく予定です。


また、導入を進める中でクラウドの持つスケーラビリティが季節変動も大きく急激な成長を続ける当社にとって最適であることが分かりました。クラウドの導入メリットを最大限に引き出すために、「Ezharness HostingPlus」へのサーバの移行・集約も並行して進めています。システムインフラの構築・運用負荷を軽減でき、ダイナミックに資源割当を変えられるクラウド環境へシステムを集約することで、限られた人的リソースをシステムの企画・設計へと集中的に投与できる環境を整えていきたいと考えています。


日本事務器への要望や評価があればお聞かせください。

当社の事業がさらに拡大していくことを考えると、今後、情報システムの活用に関して戦略的な取り組みが必要となります。そのため、数年先を見据えた「(情報インフラ)プラットフォーム活用に関するグランドデザイン」を策定したのですが、今回のことが実績となり、日本事務器には全面的にそのサポートをしてもらいました。


その際、戦略的なICT利活用提案を受け、あらためて日本事務器の技術力や経験値の高さを実感しました。今後も引き続き、当社のICT利活用に関する相談に乗ってもらいたいと考えています。


また、Ezharness StoragePlusやHostingPlusのように、クラウドを意識することなくサービスとして活用できるさまざまなソリューションの提供にも大いに期待しています。


(写真右)関西支社  ニューソリューション営業部 堀内 麻衣

株式会社アーバンリサーチ

所在地 大阪府大阪市西区京町堀1丁目6-4 アーバンリサーチビル 10F
設立 1989年11月8日(創業:1974年7月1日)
事業概要 メンズ・レディースウェアなどの企画・販売・製造および付随業務
URL http://www.urban-research.co.jp/

※ 取材日時:2015年6月
※ 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞および製品名等は、閲覧時に変更されている可能性があることをご了承ください。
※ Amazon、Amazon Web Services、Amazon Virtual Private Cloud、Amazon Simple Storage Service、Amazon S3は、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

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